ぶっちゃけた話 一人暮らしを始めるのにいくらかかるの?

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一人暮らしを始めるときにかかるお金

京阪電気鉄道 石山坂本線 路面区間 浜大津駅付近

一人暮らしを始めるきっかけは色々です。恐らく一番多いと思われるのが、親元から離れた学校に通うため、下宿生活を始めたというパターンですね。他にも、会社勤めの方ですと、転勤で一人暮らしを始めるというケースもあるかと思います。

一人暮らしを始めると言っても、アパート・ワンルームマンション・寮・シェアハウスなど、住む場所は色々です。ですが、ここではアパートやワンルームマンションを借りた場合を例に、何にお金がかかるかを考えてみたいと思います。

部屋を借りるときにかかるお金

お部屋を借りるとき、礼金と敷金が必要です。礼金というのは、大家さんにお礼として支払うお金です。このため、一旦支払った礼金は返ってきません。敷金というのは、部屋を退去するときの修繕費などに充てるため、大家さんに預けておくお金です。敷金は部屋を退去するときに返ってきますが、部屋を修繕しない大家さんはまずいないので、満額返ってくるとは思わない方がいいでしょう。

大阪府などのように、礼金・敷金という形ではなく、保証金を支払う地域もあります。これは、礼金と敷金を併せたものと考えていいです。

アパートやマンションによって異なりますが、礼金・敷金共に、家賃の1~2か月分が相場です。なので、併せて2~4か月分です。保証金も、家賃の3~4か月分が相場です。

この他、不動産屋さんが自分で所有していない物件、つまり大家さんが不動産屋さんに入居者を探してもらっている場合、仲介手数料が必要です。仲介手数料というのは、早い話が不動産屋さんの儲けです。大体家賃の0.5~1か月分が相場です。

大家さんと直接契約した場合は仲介手数料は必要ないのですが、これができるのは不動産屋さんが大家さんである場合。この場合は大家さんが自力で入居者を探さなければならず(だから大家さんが不動産屋さんを兼ねているというわけなのですが)、広告料を家賃や礼金に上乗せしなければならないので、

「不動産屋さんと契約するより、大家さんと契約した方がお得じゃん」

とは思わない方がいいでしょう。

以上を考えると、お部屋を借りる時点で家賃の4~6か月分はかかるということですね。もちろん、最初の家賃も必要なので・・・

家賃70,000円、礼金2か月分・敷金1.5か月分・仲介手数料0.5カ月分とすると

礼金    140,000円
敷金    105,000円
仲介手数料 35,000円
初月家賃  70,000円

合計    350,000円

となります。ただし、これはあくまでも目安です。礼金・敷金・仲介手数料は大家さんや不動産屋さんによって違いますし、そもそも家賃が変わればこの金額も変わるわけですから。

引越しするときに必要なお金

お部屋が決まって、いざ引越し・・・なのですが、この引越しにもお金がかかるんですよ。でもって、引越しにかかる金額って、本当にまちまちなんですよ。

初めて一人暮らしを始める人ですと、大した荷物がないので宅急便で送れば十分というケースがあるんですね。(その代わり、色々なものを買い足さないといけないわけなのですが)

宅急便って大きさ・重さ・距離で変わってきますが、高くても2,000円以上かかることはないでしょう。10個送っても20,000円もかからないはずです。

では、家具はどうするかというと、ヤマト運輸では小さな引っ越し便と言って、家具だけを運ぶサービスがあるんです。ただし、家具を運んではくれるのですが、設置はしてくれないので。設置もお願いするのであれば、引越し業者にお願いしましょう。

他にも、トラックをレンタカーで借りて、作業員はお友達を集めれば、引っ越し費用はレンタカー代だけで済みます。トラックのレンタカー代ですと、1日借りても10,000円前後でしょう。(あとはお友達へのお礼ですか)

ですが、一番多いと思われるパターンが、引っ越し業者にお願いするというパターンです。荷物が箱詰めできるものだけなら宅急便でも送れるのですが、ベッド・タンス・テーブルなどの家具があったり、冷蔵庫・洗濯機・テレビなどの家電製品があったら、引越し業者にお願いした方がいいです。また、エアコンも持っていく場合は業者でないと取り付け・取り外しできないので、普通の人だと無理です。

この引っ越し代金がホントまちまちなんですよ。なぜまちまちなのかというと・・・

まず、距離によって料金が大きく異なるということ。一人暮らしの場合は大抵2t車で間に合うとして、近距離であれば2t車でそのまま運べるのですが、東京から大阪へ行くとかだと、2t車で東京→大阪へ運ぶって無理なんです。

そこで、東京で2t車で荷物を積んで、荷物を積みかえて大阪へ運んで、大阪で2t車に積み替える・・・なんてことをするケースがあるんです。もっとわかりやすい例でいうと、北海道とか沖縄とかだと、他の都道府県へ引っ越すには積み替えないと無理ですよね。

次に、引越しには色々なオプションがあるということ。至れり尽くせりのオプションから、単に荷物を運んで終わりというパターンがあるんです。

引越し業者にお願いするオプションとして、全部お任せするというパターン。荷物の箱詰め、荷物を運び出した後の掃除、荷物の移動(当たり前ですが)、家具・家電製品等の設置、箱詰めした荷物の開梱まで、引越しにかかわる一連の作業を全部行ってくれるという手もあります。これが一番楽ですが、一番お値段がかかります。

この他、エアコンを持っているとなると、エアコンの取り付け・取り外しの費用がかかります。また、車を持っている人は、車を運ぶお金がかかります。

では、一番安いのはどういうパターンかというと、搬出・移動・搬入だけを行うもの。あらかじめ段ボール箱をもらって、梱包は自分でやります。で、荷物をトラックに積み込んで移動、引越し先では家具・家電製品を設置して、後は段ボール箱をどーんと置いてもらって終わり。開梱作業は自分でやりますというパターンですね。

更に安くなるパターンとして、荷物の運び出しや搬入は午後空いているトラックに積んでもらえればOKです、という契約です。これだとトラックがいつ来るかわからない代わりに、お値段を安くすることができるんです。

以上のような事情で、引越しにかかる費用はホントまちまち。なので、近距離を移動するパターンで考えて・・・

トラックをレンタカーで借りる 10,000円 (業者によって異なる)
宅急便で荷物を送る      20,000円 (個数や距離によって異なる)
引越し業者に依頼する     40,000円~(業者やオプションによって異なる)

この辺りが相場ですね。

日用品を揃えるのに必要なお金

初めて一人暮らしをする人の場合、身の回りの品はそれほど多くない代わりに、色々なものを買い足さないといけません。キューティ吉本が一人暮らしを始めたとき、引っ越し荷物はスーツケース1つで収まったので、引っ越し代金はかからなかった半面、色々なものを買い足さないと行けなくて、ここでお金がかかったんです。

まず必要になるのが家具。ベッド・テーブル・タンスは必要ですね・・・ですが。ロフト付きの部屋のように、布団を敷けば十分なのであればベッドは必要ありません。また、衣装ケースを買えば事足りるのであれば、タンスは必要ありません。ただ、テーブルは欲しいですね。細かいですけど、椅子か座椅子も欲しいです。

次に必要なのが、家電製品。欲しくなるのが、エアコン・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・テレビですか。このうち、エアコンと冷蔵庫は、ないとどうにもなりません。洗濯機も、コインランドリーに行けば必要ないのですが、仕事から帰ってきてコインランドリーに行くってやっぱり厳しくて。エアコンと冷蔵庫と洗濯機は必須ですね。その他、自炊するんだったら電子レンジは必須テレビもあった方がいいですね。

・・・と、家具・家電ですが、一人暮らしのアパートやワンルームマンションですと、エアコンは最初から付いているケースは結構あります。で、その他の家具・家電付きのお部屋を借りるという手もあります。ただ、数が少ないうえ、当然ですが家具・家電代は家賃に上乗せされるわけで。2~3年で一人暮らしを辞める人以外はお勧めしません。サブスクリプションで家具・家電を借りる場合も同じ。10年使用した場合のコストで考えれば買った方が安いので、2~3年で一人暮らしを辞める人以外はお勧めしません。

続いて、カーペットやカーテン。フローリングの床であればカーペットなしでも大丈夫という人もいらっしゃるかと思いますが、カーテンはないとダメでしょう。

その他、キューティー吉本が一人暮らしを始めるときに買ったものを数だけ書くと・・・

鍋・ケトル・フライパン
コップ・皿・丼・箸(お茶碗はないのって突っ込みを入れないでくださいね)
まな板・包丁
洗剤
ハンガー・洗濯ばさみ・物干し竿
布団
タオル
お掃除グッズ

・・・と、これだけでも軽く数万円は飛んでいく感じでした。ここは一人暮らしを始めるときに必要なお金として、盲点だったですね。

結局、一人暮らしを始めるのにいくらかかるか

正直に言うと、かなり個人差があります。なので・・・

家賃70,000円
礼金2か月分
敷金1.5か月分
仲介手数料0.5カ月分
近距離の引越しである
引越し業者にお願いして、オプションは付けない
家具・家電・追加で買う身の回り品は計算に入れない

という前提で計算すると・・・

礼金    140,000円
敷金    105,000円
仲介手数料 35,000円
初月家賃  70,000円
引越し代  40,000円~

合計    390,000円~

ここへ、家具・家電・日用品のお金が乗っかってくる形です。ただ、家具・家電・日用品に関しては、努力をすれば削れるお金であるのは事実でして、安く済ませたいのであれば、家具・家電・日用品をいかに削るかということになるかと思います。




ぴえんのイラスト 女性
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