ジーン吉本は今回、除加湿空気清浄機を買うことにしました。なぜかと言いますと、1階の玄関に置きたかったからです。ジーン吉本のお家の1階は、夏になると湿気がひどいんです。なので、除湿器が欲しかったのですが・・・
どうせだったらプラズマクラスターの空気清浄機にしよう。それだと、脱臭とかカビ対策とかにも有効なのではないか・・・というわけです。
しかし、そもそも除湿機能が付いた空気清浄機という時点で選択肢が少なく、SHARP KI-RD50-Wになりました。加湿機能も付いているのですが、今回は加湿機能は期待していません。
最近の傾向として、シャープの空気清浄機は、縦に長い形状が多いみたいです。これだと場所を取らずに、コンパクトに置けるので便利だったりします。
本体背面です。ここが吸気口になっています。なので、背面は10cm以上しっかり空ける必要があります。
なにしろ除湿機能、加湿機能、空気清浄機の機能の3つが1台になっているので、普通の空気清浄機よりも太めで、奥行きがあります。それでも、空気清浄機にしてはちょっと大きいかなっているサイズに収まっているのはさすがです。
ジーン吉本もその昔、除湿空気清浄機を買ったのですが、とんでもなくデカくて、大いに場所を取って困ったことがあります。
こちらがタンクです。本体側面から軽く引っ張ると取り出すことができます。上が加湿トレイ、下が除湿タンクです。
シャープの加湿空気清浄機と言えば、丸い形状の加湿フィルタでして。加湿フィルタが回転すると、加湿される仕組みになっていました。この機種は、ごく普通の加湿器と同じような形状の加湿フィルタです。なので、構造がシンプルです。
それ故、加湿をオン・オフすることはできず、加湿トレイに水を入れれば必然的に加湿され、加湿を止めるには加湿トレイの水を抜く、という仕組みです。もちろん、除湿するときも、加湿トレイの水を抜きます。
それ故、加湿時に風力を上げると、がっつり空気清浄がかかるのと同時に、がっつり加湿されます。なので、湿度が上がると自動的に風力を弱くして、湿度が上がりにくいようにする仕組みになっています。
なので、キッチンやダイニングなど、臭いが強いところで使うには向いていません。寝室など、それほど強い臭いがしないところで使う製品です。
タンク・・・ていうかトレイを上から見ると、こんな感じ。灰色の蓋のようなものが付いていますが、これは蓋ではありません。ぬめり防止剤が入っています。なぜこの形になっているのかというと、恐らくは水タンクの蓋にぬめり防止剤を付ける機種と、形状を統一するためと思われます。
タンクを傾けるだけで、除湿時の水を捨てることができるのは便利です。しかし、この除湿タンクが小さくて、すぐに一杯になります。田中のお家では一日持たず、最低でも1日2回水を捨てないとダメです。
本体上部にある、操作パネルです。モードは空気清浄、除湿清浄、衣類乾燥から選べます。なので、単に空気清浄機として使うだけではなく、洗濯物を干すときにも使えます。衣類乾燥を選んだ時だけ、吹き出し口のルーバーの角度を変えることができます。
除湿した場合、加湿した場合共に、湿度を指定することはできません。除湿する場合、気温によって湿度45~60%にコントロールされます。ここが問題でして。夏の暑いとき、エアコンがかかっていない部屋で除湿清浄にして、風力を自動にするとガンガン除湿されまして、湿度45%になっても風力MAXで除湿されるんです。
この状態で夜寝ると、喉が痛くなります。なので、ジーン吉本はやむなく、夜は空気清浄モードにして、風力をおやすみにしています。(除湿清浄では風力をおやすみにできない)
電源を入れて、除湿清浄にしてみました。本体左側に湿度が表示されます。温度や電気代は表示されません。
空気がキレイだと、写真のようにLEDが青色に光ります。空気が汚れてくると、LEDが黄色→オレンジ色→赤色になります。
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ズバリ。この製品をお勧めできるのは、エアコンが付いていない部屋で、除湿と空気清浄を行いたいとき。なので、ジーン吉本家みたく玄関先とか、洗濯機が置いてある脱衣場とか置くのに向いています。
適用面積がおおむね10畳なので、寝室に置くのもいいでしょう。ただし、細かい設定ができないので。温度湿度を自分で設定したいのであれば、エアコンの除湿機能を使った方が賢明です。
また、風力を強くする機能はあるのですが、プラズマクラスターシャワー機能はありません。状態表示LEDの表示も簡素で、湿度と空気のきれいさしか表示されません。なので、除湿機能が必要ないのであれば、除湿機能のない加湿空気清浄機、または空気清浄機の方が便利と感じました。
ただし、除湿器と空気清浄機を別々に買うと、場所を取ってしまうのは確かでして。除湿器と空気清浄機、両方欲しいのであれば、この製品は便利です。
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