前々から調子が悪かったエアコンを買い替えました。で、ジーン吉本がエアコンを選んだ時の条件が・・・
- 10畳用であること
- 付いている時間が長いので消費電力が低いこと
- フィルタの自動清掃機能が付いていること
- 赤外線センサが人の位置を検出できること
- できれば200Vであること
- 加湿機能や換気機能は不要
ということです。で、
- 加湿機能や換気機能は不要
という理由で、ダイキンのうるさらXが消えます。で、
- 10畳用であること
- できれば200Vであること
この時点で、メーカーが限られることが判明。そのうち、
- 赤外線センサが人の位置を検出できること
ここが決め手になりまして、ムーブアイが付いている三菱のエアコンに決定しました。
ジーン吉本が購入したのは、三菱エアコン霧ヶ峰のZシリーズ。Xシリーズとどっちにしようか迷ったのですが、Zシリーズにしました。
しかし、これが室内機を横から見たところなのですが、結構デカい。しかも、前に張り出す感じです。ただし、意外と圧迫感はないです。
取扱説明書です。
MSZ-ZWで始まる型番と、MSZ-ZXVで始まる型番がありますが、どちらも物は同じです。MSZ-ZW2820SのようにSZ-ZWで始まる型番は家電量販店モデル、MSZ-ZXV2820SのようにMSZ-ZXVで始まる型番は住宅設備モデルです。要は、どこで売ってるかが違うだけと言う訳ですね。
本体右側のLEDと、赤外線センサーのムーブアイです。Xシリーズではなく、Zシリーズにした理由がこれです。Zシリーズはムーブアイがぐるりと回る仕組みになっていて、360°のセンシングができるんです。
「エアコンの後ろって、窓とか壁とかでしょ? そんなところ調べてどうするの?」
ということなのですが、Xシリーズって、360°のセンシングができないので、エアコンの真横に近いところをセンシングできないんですね。また、Zシリーズは建物性能もAI学習の対象になっていまして、だから後ろも調べているんだと思われます。
センシング技術はかなり優秀。ハイバックチェア(つまりほぼ頭までの高さがあるイス)に座って、エアコンを背に座った時でも、ちゃんと人を見つけました。恐るべし、ムーブアイ。
ルーバーががばっと開くと、こんな感じ。ルーバーは左右で違う方向を冷やすことができます。
優れモノなのが、熱いと感じている人へ冷気を届け、寒いと感じている人へは冷気を当てない機能。寒いと感じている人が真ん中にいるときは、両側に風を分けます。精度はかなりのもので、寒いと感じたら、勝手に別の方向に風を向けてくれました。
しかし、完ペキとはいきません。ムーブアイって真下をセンシングできないので、エアコン直下にある家具などの、障害物を検知できないみたいなんですね。なので、冬になったらバカの一つ覚えのように、真下に温風を送ってくれるんです。更に悪いことに、障害物に跳ね返った温風を検知して、「このお部屋はすぐにあったまる」と判定して、すぐに暖房を弱くしてくれるんです。おかげで、頭上ばっかりが暑くて、足元があったかくならないんです。エアコンの設置場所の真下に家具を置いている場合は、要注意です。
リモコンです。基本的にはAI自動運転にして、温度を調節すれば大丈夫です。
注意点として、リモコンを壁掛けするためのホルダーが別売りです。ただし、壁のフックに引っ掛けることができるので、ホルダーがなくても壁掛けできます。
このAI自動運転、現在の温度と湿度だけではなく、この先の温度と湿度を予測して、運転を切り替える機能が付いています。
試しに、AI自動ではなく、除湿運転をやってみたのですが、気温は変化なく、湿度がどんどん落ちていきました。再加熱除湿機能が付いているので、気温を変えることなく除湿ができるので、こうなったんだと思います。
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運転音は、かなり静かです。かけっぱなしで寝てみたのですが、これだったら気になりません。
やはり新しいだけあって、かなり効きます。ブレーカー落ちが気になるので、200Vにしました。最近のお家だと大抵200Vのエアコンでも付けられるので、できれば200Vのものがお勧めです。
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